サイバー攻撃は年々加速度的に増加しており、 攻撃手法も多角化し、 様々な角度から包括的な 対策が必要となります。 医療機器については、医療機関内で使用されるもののほか、医療機関外 においてもネットワーク等を利用した使用環境で用いられることを意図しているものもあります。 昨今、医療機器のサイバーセキュリティの重要性が指摘されていることから、 病院等の医療機関、 製造販売業者 (メーカー) は医療機器の安全な使用を確保するために、 サイバーセキュリティに 関するリスク(以下「サイバーリスク」という)に対しても適切なリスクマネジメントにより対策を 実施することが必要です。

2018年に観測されたサイバー攻撃関連通信

NICTERのダークネット観測網 (約30万IPアドレス)において2018年に観測されたサイバー攻撃関連通信は、 合計2,121億パケットに上り、1IPアドレス当たり約79万パケットが1年間に届いた計算になります。

IPアドレス当たりの年間総観測パケット数

1IPアドレス当たりの年間総観測パケット数を2009年からグラフ化したものです。 2018年の総観測パケット 数は、2017年から約600億増加しましたが、この増分を分析した結果、 海外組織からの調査目的と見られる スキャンが総パケットに占める割合が、 2017年の6.8%から2018年は35%へと大幅に増加し、753億 パケット(総パケットの35%) にも及ぶことが判明しました。

出展: 国立研究開発法人情報通信研究機構

サイバーセキュリティーのサービス内容

プログラムやシステムの欠陥等の 脆弱性やセキュリティ上の問題点を、 サイバー攻撃者の視点で網羅的に 診断して検出します。

方針策定アプローチに基づき、セ キュリティ管理態勢を包括的かつ 客観的に評価し、 情報リスク管理 及びセキュリティ保持の実現を総合 的に支援します。

セキュリティ、不正予防、個人情報 保護、コンプライアンス遵守と原則を 反映させた、ビジネス上の統合的な 情報セキュリティ管理の策定の他、 従業員向けのセキュリティに関する 意識向上・能力開発も行います。

テクノロジーを中心に、三位一体の 運用プロセス、運用体制を実現する ためのソリューションとしてマルウェ ア対策等のハード面の強化や演習 等のソフト面の強化について対応 策をご提案します。

既知及び潜在的な脅威を予見・監視・ 分析することにより、不正アクセス やウィルス感染等による不正通信 を検知します。

インシデント発生時の対応可否の 検証、具体的な対処方法などのご 提案を通じて、お客さまのCSIRT 等におけるセキュリティ管理態勢を 効率的かつ効果的に運用できる 様、支援します。

サイバーセキュリティー対策を実施するには詳細な分析から対策の策定、 実行、 チェックと綿密なアクションが必要とされます。

ご相談の上お見積もりをさせて頂きますので、何なりとお申し付けください。